アークナイツ

【明日方舟 日本語訳】メインストーリー 第2章2話『兵不接刃』(前編)【アークナイツ】

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第2章2話『兵不接刃』(前編)

チェン
チェン
入れ
アーミヤ
アーミヤ
……ケルシー先生!
ケルシー
ケルシー
アーミヤ…… 
ケルシー
ケルシー
***…… 
ケルシー
ケルシー
いらっしゃい 
チェン
チェン
コホン
チェン
チェン
ウェイ長官。ロドスの他の2名の代表も到着しました
ウェイヤンウー
ウェイヤンウー
ほう、左様か
ウェイヤンウー
ウェイヤンウー
かけてくれ。ケルシーさんから現在の状況を説明いただいていたところだ
ケルシー
ケルシー
それでは続けましょう。現在の状況については、ウェイさんはすでにご存知かと思います
ケルシー
ケルシー
龍門の情報ネットワークは、毎日レユニオンに関する多くの情報を集めています、おそらくこの問題についても非常に重視されているでしょう
ケルシー
ケルシー
しかし、このネットワークを持ってしても、龍門はまだいくつかの重要な情報を欠いています
チェン
チェン
……
ケルシー
ケルシー
単純な感染検疫ではレユニオンには対抗できません、龍門近衛局はこのことの再認識が必要でしょう
ケルシー
ケルシー
レユニオンが検査を受けるかは分かりませんし、こちらを待つことなく行動に移るでしょう。ですから――
ケルシー
ケルシー
もしロドスアイランドの支援がなければ、感染者の検疫を頼りにした龍門のやり方では、レユニオンからの攻撃で大きな損害を受けてしまうのではないでしょうか
チェン
チェン
すまないが、一言だけ言わせてもらおう
チェン
チェン
龍門の防衛情報に関しては、龍門近衛局はロドスアイランドが把握しているよりもずっと詳しい。レユニオンの侵攻に対しても既に相応の準備を進めている
チェン
チェン
龍門は機密にあたる作戦情報までロドスアイランドに通知する義務を負っていないというだけの話だ
ウェイヤンウー
ウェイヤンウー
……
ウェイヤンウー
ウェイヤンウー
ケルシーさん、続けてくれ
ケルシー
ケルシー
龍門は、非武装の感染者との戦闘の経験があるでしょう、ですが感染者の暴徒集団鎮圧の経験はどうでしょうか?龍門に不要な損失をもたらす可能性があるのでは?
ケルシー
ケルシー
ロドスアイランドの経験から言わせていただければ――――感染者に対抗できるのは感染者だけです
ウェイヤンウー
ウェイヤンウー
それで、ロドスアイランドはレユニオンに対して効果的に対処が出来るだけの経験があると?
ケルシー
ケルシー
その通りです、おそらく専門家を自称するほどではありませんが 
ウェイヤンウー
ウェイヤンウー
ほう――?
ウェイヤンウー
ウェイヤンウー
ロドスアイランドがチェルノベルグの事件に巻き込まれ、レユニオンに関する少なくない情報を得たと聞いているが
ケルシー
ケルシー
ウェイさんがどちらでその情報をうかがったのかは分かりませんが……
ケルシー
ケルシー
 いずれにせよ、現段階では龍門に情報を提供することはできません。ですがこの経験はこの場でウェイさんと交渉材料とするに値するものだと考えますが
ウェイヤンウー
ウェイヤンウー
あなた方と情報を交換するかどうかを決めるのは龍門だ。このレベルの情報しかロドスアイランドが提供できないのであれば―― 
ウェイヤンウー
ウェイヤンウー
ふむ
ウェイヤンウー
ウェイヤンウー
龍門はあなた方の本当の力を信じたわけではない
ケルシー
ケルシー
ウェイさん、私の言葉だけでは足りないのかもしれません
ケルシー
ケルシー
ですが改めて強調いたしますが、ロドスアイランドが提供する情報そのものが実力に換わるものとなるかと
チェン
チェン
しかしそれはそれ、なんであれ龍門はロドスアイランドを簡単には信頼することはできない 
チェン
チェン
ロドスアイランドはそもそも、感染者が集まる組織でもあるだろう
ケルシー
ケルシー
もしやチェンさんは龍門の安全が、盲目的に感染者の人々に刑罰与える事よりも重要でないとお考えでしょうか―――― 
ケルシー
ケルシー
それでしたら私はすぐに現地の法令に従い、捕縛していただいて結構です。
そして牢の中からで龍門がレユニオンに焼きつくされてしまうの見て、静かに惜しむことにしましょう
ケルシー
ケルシー
今回は、龍門には選択の余地はないかと思いますが 
チェン
チェン
――龍門は、不遜な発言のために善意を拒絶するような都市ではない——
チェン
チェン
だが無能な慈善団体を必要として受け入れるような都市でもないぞ 
ウェイヤンウー
ウェイヤンウー
チェン警官
チェン
チェン
ウェイ長官、よそ者の感染者を龍門の機密業務に参加させる必要など無いかと思いますが
ウェイヤンウー
ウェイヤンウー
落ち着け、チェン警官、彼らは客人だ
ウェイヤンウー
ウェイヤンウー
――私のな
チェン
チェン
……
チェン
チェン
承知しました
チェン
チェン
彼らが龍門の法を違えない内は、私は寛容に努めます、長官
ウェイヤンウー
ウェイヤンウー
ああ、すまない。 こんな事を言ったのを思い出した
ウェイヤンウー
ウェイヤンウー
――違いない、うむ
ウェイヤンウー
ウェイヤンウー
私が評価する点は1つだけだ
ウェイヤンウー
ウェイヤンウー
それはすなわち――実力だ
ウェイヤンウー
ウェイヤンウー
私の知る限りでは、ロドスアイランドは近隣の感染者の掃討にも関わっていたな
ウェイヤンウー
ウェイヤンウー
チェン警官、今認識をしている情報から判断するに、ロドスアイランドの軍事力における実力はいかほどか?
チェン
チェン
……はい、私が見たロドスアイランドの作戦行動について簡単に説明させていただきます
チェン
チェン
――詳細は次のとおりです―― 

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